消極的な子はサッカーに向いていない?
サッカーをしているお子さんをお持ちの親御さんで、「どうもうちの子は気が弱く消極すぎる」と感じていませんか?
ですが、単純に気が強い子供ばかりがサッカーに向いているとは限りません。
一般的に積極的にプレーが出来ていない選手に対して、気が弱いと思われがちですが、ボールを扱うのが上手になって自分の思うようにプレーが出来るようになり自信がつけば、おのずと消極さは解消していくものです。
というのも、サッカーにかぎらずどんな球技でもプレーの積極性は技術に比例するからです。
また、普段は気が強い子供でも、技術の高い子と一緒にプレーすると、しり込みして消極的になってしまうこともよくあります。
ですが、自分の技術に自信が持てれば、積極的にプレーが出来るのです。
これはスポーツだけではなく、学校での勉強でも同じですね。例えば算数でも理解出来て自信が持てれば授業中に先生の質問にも積極的に手を上げて答えられるようになるでしょうし、何よりその科目が好きになる筈です。
また、親御さんからは我が子が消極的に見えたとしても、本人にしてみれば一生懸命プレーしているということもあります。
試合で状況を見ながら自分で考えてプレーをしている時に、応援席から「もっと積極的に行け」と声を掛けられたら戸惑ってしまうと思います。
大人はつい勝敗を気にしてしまいがちですが、子供は負けたりすると大人に怒られるということも敏感に感じとっています。
同時に勝てば、大人が喜ぶことを知っていますからね。
その為、大人の目を気にする子供ほど試合で勝てないとサッカーやめたくなるのです。
大人が試合結果にこだわると、技術に自信がない子は萎縮して試合中にボールをすぐに離してしまいます。
親御さんが勝ち負けを気にせずに見てあげれば、自分の判断で挑戦もでき、成長していくと思うので、子供が試合に出ている時には、出来るだけ見守ってあげましょう。
そして、親子で一緒にトレーニングしてあげてくださいね。