ポジショニング 子供 越智隼人 サッカー上達法 DVD 初心者

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ポジショニングは子供にどう教える?

サッカーをやっている子供で、ボールを追いかけ回してばかりでポジショニングが悪いと言われることはありませんか?
でも、子供の頃は必要以上に気にして教えなくてもいいかと思います。

 

ポジショニング

 

基本的に、サッカーでポジショニング良いといのは、相手チームからボールを奪われにくい場所でパスを受け、次のプレーに繋げることが出来ることです。

 

 

逆に相手選手に囲まれパスをもらえない場所にいた場合がポジショニングが悪いといことになります。
特に小学生の低学年の子供たちは、触りたい一心でボールの周りに集まってしまいがちです。

 

 

そんな様子を親御さんなどの大人が見ると、もっと広がってパスを回せばいいのにと思うかもしれません。
ですが、それでは試合中にボールにあまり触ることが出来ない子供も出てきますよね。

 

 

でも、自分の子供の頃を振り返ってみても、試合やボール遊びのなかで相手を交わしたり、奪われたボールを取り返したりとしているうちに、サッカーの技術も自然と上達してきたように思います。

 

 

「ボールにどうやって触れようかな?」と考えならプレーしているうちにおのずとポジショニングは身についてきました。

 

 

ですが、無理にポジションを決めてしまうと、ボールに触れず上達するチャンスを逃してしまう子供も出てきます。
特にサッカーを始めたばかりの子供は自由にプレーをして、攻めも守りも全部やったほうが良いです。

 

 

自分の得意なプレーも分かり成長が落ち着いてくる15歳頃までは、あまり気にしないほうがいいですね。

 

 

それまでは、ボールコントロールを意識しながら、いろいろなポジションをやってみる。実際にプロなどのサッカー通は、試合を見て数分で、このチームのエースを見抜くことができると聞いたことがあります。

 

 

ボールコントロールを見れば、上手い下手は一目瞭然です。
そんなプロも「この子は上手くなるぞ」と認める子供たちは、ポジションにこだわらず、どんな場所でも状況にあったプレーを選んで行うことが出来ます。

 

 

それが出来るのは、ボールコントロール技術がしっかりあるから、ポジションに関係なく、グランドのどこにいても存在感を発揮できるわけです。
そのような選手になるためにも、子供の頃は必要以上にポジショニングを気にして必要以上に教えなくていいでしょう。

 

 

親御さんは子供が自分の判断で慌てずにプレーしていたり、積極的にボールに触ろうとしていたら褒めてあげましょう。
誰かに言われて位置取りをするのではなく、自分で考えてプレーすることがサッカーでは一番大事ですからね。

 

 

そうしたことから、子供の頃にどのような練習やトレーニングをするかが、その後の上達に大きく影響してくるでしょう。

 

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