子供のうちに基礎技術を身につけよう
サッカーは子供のうちに基礎技術をしっかり身につけることが大切です。
何故なら、将来指導者やチームの戦術などが変わったとしても、自分で考え対応できるようになれるからです。
良く日本の子供は言われたことをその通りにやることが得意と言われますよね。
一方、海外のトップレベルの選手たちのプレーに創造性があるのは、子供の頃から与えれた練習の意図を自分たちで考えながらやっているからでしょう。
日本の子供たちとは正反対です。
そうなるのは、現在の日本では勝利至上主義になっているからだと思います。
とにかく試合に勝つために、今取り組むべきこと以上のことを子供に教え、子供が自分で考える時間を与えていないように感じてしまいます。
もちろん、サッカーは勝ち負けを競うスポーツなので、勝ちにこだわるのは悪いことではありません。
ですが、子供の頃ということを考えれば、勝ち負けがすべてになってはいけないと思います。
例えば、小学生の高学年のジュニアのチームで体を鍛え、各ポジションごとのプレーを徹底させれば優勝することも出来るかもしれません。
ですが、自分で状況判断して決断することが出来るような習慣が身についていない子供は、将来指導者が変わったときに応用が利かせられず必ず困難にぶちあたり、その壁を越えられなくなってしまいます。
それでは、子供の成長には繋がらないのではないでしょうか。
これはサッカーだけではなく、どんなスポーツや競技においても言えることです。
指導者や戦術が変わったとしても、それを乗り越えられる基礎技術を子供のうちにしっかり身につけるべきです。
何より、サッカーでは技術面の上達が顕著にわかりますから、その成長の実感が一番の楽しさに繋がりますから、親御さんはお子さんと一緒に基礎練習してあげてくださいね。