サッカーのゴールは子供に最高の体験
サッカーでゴールを決めることは子供にとって大きな力を与えてくれる最高の体験になると思います。
何故なら、ゴールを決めると大きな歓声がわきチームメイトやコーチ、さらには一番認めてもらいたいお父さんやお母さんから褒めてもらえるからです。
ゴールが決まれば自分に自信がつき、大きな成功体験になってやる気スイッチが入ります。
だから、ゴールほど成功も失敗も次に向かわせてくれるプレーはないでしょう。
これはサッカーだけではななく、勉強にしても同じで、テストで100点をとればやる気も更に起こり、次もがんばろうという気持ちになるものです。
子供のころは、ゴールを決めるなど、そうした成功体験をたくさんしてほしいと思います。
そういう私も、子供のころは父と一緒にボールをよく蹴って遊んでいました。
パスをしたり、ドリブルをしなが追いかけっこしてボールを奪い合ったりと、今振り返ってみるとその程度のことでしたが、自分の心にいい思い出として残っています。
父は仕事で忙しくしていましたが、時間があるときには一緒にサッカーをしてくれました。
誰よりも近くにいてくれるという存在の父がいて、一つのボールを使ってサッカーを楽しむという何気ない時間が、中学、高校と成長していく中で心の支えとなって大きな力を発揮してくれたように思います。
だからここそお父さんやお母さんでも、子供と一緒にサッカーをするときには、子供にゴールを決める体験をさせてあげてほしいのです。
そうすれば、子供はサッカーにきっと夢中になり、これからの人生でどんな厳しい状況や辛いことがあった時でも、頑張って乗り越えられる子供に育つはずです。
そもそも現在プロで活躍しているサッカー選手でも、最初から上手だったわけではありません。
むじろ、サッカーはミスをするスポーツなので、お父さんやお母さんにサッカーの経験がなくて、その場でミスをしても「失敗したね」ぐらいで認めることができたなら、子供も「ミスしても大丈夫なんだ」と、次も思いきりプレーすることが出来るんです。
何より、あくまで子供が主役ですから、親がカッコよくプレーすることが出来なくても問題ありません。
子供に蹴りやすいボールを投げてあげてパスキャッチしたり、ラダーなどを使うなどして、適切にサポートをしてあげればそれだけで十分です。
そう思うと、子度が上達するのにお父さんやお母さんのサッカー経験なんて全く関係ありません。
ただ、子供にどのようにしてサポートしてあげればいいのか?わからないと思うので、そういった意味でも越智隼人のサッカー上達法はお子さんはもちろん、親御さんにも強い味方になってくれる筈です。