キック上達はボールの感覚から
サッカーでキックが上達したいなら、こんなボールを蹴りたいというイメージを実現させるフィーリング、つまりボールの感覚が大切です。
サッカーの試合中は様々なキックを使います。
インサイド、アウトサイド、足の甲を使ったりとキックの種類は数多くあります。
また、強いボール、曲がるボールなど様々なボールを蹴らなくてはなりません。
同じキックでも強さや角度を微妙に変えていくので、キックの種類は無限に増えると言っていいでしょう。
そんなイメージ通りのボールを蹴るためには、その中から最適なキックを選択するのに必要なのがボール感覚です。
試合中に、こんなボールを蹴りたいから、そのためにはどんなキックをしたらいいのか、などと考えている時間はあまりありません。
蹴りたいボールをイメージしたら、ボール感覚によって自然に動くようになるのが目指す形です。
そして、ボールの感覚がつかめたら、同じキックフォームから、いろいろなボールを蹴ることにトライしてみましょう。
ボールを蹴るときに、もう変えることができなくなるような蹴り方より、こう蹴ろうとして蹴り足を振り上げ、キックする直前でも周りの状況の変化にも対応できる蹴り方や狙いを素早く変えられる柔軟さがあったほうが断然有利です。
キーパーの逆をつくシュートも、ディフェンダーを欺くパスも、ボールの感覚から生まれます。
越智隼人のサッカー上達法では、基本のことから、絶対に欠かせない動き、ボールタッチの感覚を初心者の子供からでも少しずつ楽しみながら覚えていくことができます。
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